作成者別アーカイブ: hb_landing

企業サイトが完成しました

このたび、弊社ホームページを公開させていただきました。

お客様におかれましては、より使いやすく、わかりやすいものとなるよう、作成いたしました。

今後とも、より一層のご活用をくださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

「認知症とお金」オンラインセミナー開催しました!

8月7日、久しぶりのオンラインセミナーでした!

ご参加希望を頂いたにもかかわらず、予定が合わなかった方も数名いらっしゃり、2日間にわけて開催しました。

若い方にこそ聞いてほしい「認知症とお金のこと」

今回は既存のお客様を対象にしたセミナーで、テーマは「認知症とお金」について。

10年くらいのお付き合いになるお客様にも、ご参加頂きました。

コロナ禍でなかなかお会いできないこのご時世ですが画面でお顔を拝見しているだけで、嬉しくなりました。

さて、「認知症」と聞くだけで、30代・40代の方には、自分には関係ないと思われがちですが

私は、ぜひお子さんの立場で聞いて頂きたいと思っていました。

今回も、お子さんの立場で親御さんのために、参加頂いた方がほとんどです。

30歳代・40歳代の方の親御さんとなると、70歳前後。

介護や認知症を意識し始める年齢です。

これまで出来たことが少しずつできなくなり身体的な衰えも出てきます。

お金の管理など煩雑なことが出来なくなったり億劫になります・・・

親御さんとの月に1度の電話のやり取りだけでは、日常生活のことは分かりません。

少しずつ気にかけて頂くキッカケの一つになればという想いもあり、セミナー内容を考えました。

また、介護関連のマネーセミナーというと、メインはお金の作り方で「運用や介護保険の活用」というものが多くあります。今回は相続コンサルタントという立場で「お金の守り方」についてお話させて頂きました。

日常の変化に疲れる心

少し脱線しますが、私は「日常や日々」という言葉が好きです。

それは、何気ない日々の積み重ねが幸せそのものであり、それがずっと続かないことを仕事柄よく知っているからです。

保険の仕事をしていると、お客様からの良くない知らせを時々受けますが(病気やけが、死亡など)

そのたびに胸が苦しくなります。

認知症も然りで、今まで元気だった親御さんの日常がいきなり崩れ始める。

認知機能が少しずつ低下し、着衣が乱れたり、人格が変わってしまったり、徘徊が始まったり。

最終的には、自宅でこれまでのように生活をすることが困難になり・・・

(皆さんが全てこれに当てはまるわけではありません。進行度合いは人それぞれで、ここでは主な症状をを抜粋しています)

人は、普段の生活をしていると、日常の生活に感謝したりすることは少なく、当たり前の毎日が明日もずっと続く、と思い込んでいます。

そのため当たり前の日常が失われると、どうにかしようと焦り、行動に移すのですが、それに伴い、心身ともに非常に疲れます。

この「認知症」は進行していく病気で、もの忘れとは違い、基本的に治ることはありません。

どんどん変化していく親御さんの姿に、心がついていかず不安になったり、心が疲れ、気持ちが沈んでしまうのが現実です。

認知症になって困る「お金の管理」

認知症になるとお金の管理が出来なくなっていきます。

お金は生活に関わる大事なもの。

お財布を無くすと、クレジットカードを不正に利用されたり、キャッシュカードで不正に引出しをされるかもしれません。

詐欺にあったり、金融機関に口座が凍結されると、必要な時に引き出すことができなくなるかもしれません。

なにより大切なことは、お金を適正に管理し、守ることです。

お金を増やすとかそんな話ではなく、事前に何を知っていてどんな対策をしていたらいいのかを知って頂きたかったので、お金を管理し、守る対策について事例を交えながら重点的にお伝えしました。

セミナー後に頂いた質問や感想

あとから頂いた質問として、以下のようなものがありましたので、ご紹介します

Q.一人で複数人の任意後見人に、なることは出来ますか??

任意後見人は、当人同士の事前の契約で決まるので、もちろん可能です。

一方で、任意後見人を監督する、任意後見監督人は別々の人が選任されるケースが多いです。

(家庭裁判所の権限で決まるため)

Q.法定後見は家族がなれますか??

分かりません。全くの赤の他人である人(専門の司法書士さんなど)が選任される可能性もあります。

感想もたくさん

①親の認知症の備えになりました。

②内容としては難しかったけど、先に知っておけて良かったです。

③定期的に色々なテーマで開催してもらえたら、興味があるものを選べるし、オンラインなら自宅で受けられるので助かります。

④なんとなく遠ざけていた事に、向き合うキッカケとなりました。

⑤ZOOMをつかったオンラインセミナーは初めてでしたが、意外に手間がなく良かったです。

⑥認知症の基準や、実際になった時にどんなことが起きるのかが勉強になりました。

⑦オンラインセミナーで、手元に資料がないため、見えにくいところがあった。話は分かりやすかったです。

などのお声を頂けました。

参加頂く際、できればスマホではなく、パソコンやiPadの方が、画面が大きく見やすいと思います。

今後も、お金にまつわる様々な分野で、1時間ほどのオンラインセミナーを開催して参りますので

ご興味があればぜひ参加してみて下さいね。

夏休みの自由研究に「子供が作るエンディングノート」

夏休みは今日で終わり!いよいよ、二学期が始まります!

長い夏休みの間、小学4年生になる長男が家にいることが多かったので、家事を手伝ってもらったりと、私自身とても助かりました^^
一方で、なかなか終わらせようとしない宿題に、こちらがヤキモキしてしまい、8月後半になってもどこか他人事な長男の態度に私が噴火しました笑

自由研究にエンディングノート

どこのご家庭も、同じかと思いますが、夏休みの宿題の最大の敵といえば、「自由研究」。
我が子も毎年苦戦しています。

ですが、今年の自由研究のテーマは、意外とすんなり決まりました。
それは、私が所属している相続診断協会主催の、「親子で自由研究・エンディングノートを作ってみよう」というイベントからヒントをもらい、社会研究の一環でエンディングノートの調査と子供自身のエンディングノートの作成(自分で1冊の本を作りました♪)をテーマにしたからです。

子どもに「エンディングノート」と言っても、最初は???でしたが、実際にノートを見せたり、一緒に調べていくうちに、少しずつ興味が広がっていきました。

子どもでもエンディングノートを書く

カナダでは、子供でもエンディングノートを書く文化があるようです。
子どもでも???とびっくりしますよね。エンディングノートは遺言書とは違います。
遺言書は正しく書けている場合、法的効力があり、主に、自分自身の財産の種類や分割方法などですが、エンディングノートは「自分史」を作りやすくなっている形態のものもあり、自身の過去を振り返って想いや希望を書き残します。

どんなことを書くの?

子供と大人ではもちろん書く内容が違います。

【大人】
自身の介護やお葬式のこと
終末期の医療(延命処置など)に対する考え
仲の良かったお友達や、所属していたグループや会合のこと
金融機関やクレジットカードのこと
所有している不動産のこと

 【子供】
自分の生まれた時のこと
好きな遊びや好きな食べ物
頑張ったこと
もう一度行ってみたい場所
兄弟や親に対する想い

ただ、大人でも子供でも、エンディングノートを書いていくと共通していることがあります。

それは自身の想いや考えを大切な人に残すこと。

いわゆる自分史なので、私も子供と一緒に書きましたが、自身の過去を振り返ることは、とても大切で、書いていくうちに自然と感謝の気持ちが生まれてくるんですよね。

うちの長男は家族へのメッセージのところに、弟2人と、1歳の時から一緒に生活している犬のジョーにメッセージを書いていました。
(さすがに親の私を前にして、メッセージを書くのは、照れがあったようです 笑。母親譲りの照れ屋)

文をまとめる力は、まだまだないし、誤字も多いのですが、想いを断片的に書き出している姿を見て、改めて長男としての弟やジョーへの思いやりなどが垣間見えて、私も感動しました。(私も照れ屋なので、本人の前では言いませんが笑)

書かない理由

大人が書くとなると、内容によっては、ある程度時間が、かかります。

エンディングノートの存在は知っていても、実際に書いてみる人は全体の1割ほどだそうです。

その理由のほとんどが、
①今やらなくても・・・
②まだ元気だから
③難しそうだし、めんどくさい

だそうです。
「今やらなくても」と後回しにしてしまう気持ちは、分からなくもないですが、本当にそれでいいのでしょうか。

最近は、若くしてガンにかかり、小さな子供を残して亡くなってしまう方も珍しくありません。
大切な家族に気持ちを残すことは、残された家族の心の整理にもつながります。

「お母さんは、こんなことを考えていたんだなぁ」とか「お父さんは、こんな子供時代を過ごしていたんだな」と、知ることができます。

人生のうちで1度や2度は自分の人生を振り返る時間があってもいいはずだと、私は感じています。明日生きている保証は誰にもありません。
大切な人に自分の想いを伝える努力をしないまま、死を目の当たりにすると、必ず後悔するのではないでしょうか。

さらに、今は元気でも、いつ認知症になるかも分かりませんよね。
私の祖母の妹も、生涯独身で洋裁の先生をしていましたが、70歳前に急に若年性のアルツハイマーになってしまい、どんどん症状が進行していき、何も意思表示できないまま、彼女の周りで勝手に物事が進んでいきました。

何度でも更新できる

エンディングノートは何度でも書き直しができます。

時間が経つと想いや考えは変わります。なので、その度に更新(書き足し、書き直し)していけばいいんです。(書き直しができるのは遺言書も同じですね)

これっきりだと思うと、よく考えてから・・・とついつい腰が重くなりますが、いつでも書き直しできると思うと、なんだか気軽に始められませんか?

書く項目は沢山ありますが、すぐに書けそうな事、とりあえず書いておきたい項目だけ少しずつ埋めてみてもいいですよね~~^ ^

うちの長男も自分のエンディングノートを書き始めてみると、どんどん楽しくなっていったようで、表紙には自分の今好きなアニメのキャラクターを描いたりと、自分色に楽しんで作っていきました。

エンディングノートは遺言書のように法的効力はありませんが、ノートに書き残したご自身の想いや考えは、きっと大切なご家族に尊重されますよ。

女性が幸せになるための「お金の不安と考え方」

皆さんが幸せを感じる時って、どんな時ですか??

美味しいごはんを食べている時?
家族や大切な人と旅行に出かけている時??
念願のマイホームを手にした時?
それとも仕事の成功??

私は、子供が大笑いしている顔を見た時、私が作ったご飯を子供たちが「美味しい!!」と食べてくれる時、本当に幸せな気持ちになります。

皆さんは、いかがですか??少し考えてみるだけでも、少し幸福感が上がるかもしれませんね。

さて、幸せのカタチは様々ですが、お金があっても叶えられないこともあれば、お金があるから叶えられることもあります。

お金に振り回されない、経済的にも精神的にも豊かな人生を送るために。
この機会に、一度きちんとお金と向き合ってみませんか??

意外と知らない!?抱えている悩みや不安の本質

ありがたいことに、現在、私はファイナンシャルプランナーとして年間200世帯ほどの方からお金の相談を頂いています。
私のご相談者様の多くは女性の方です。

女性の皆さんが初回の相談でお話になる「お悩みの入り口」とは、以下の3つに分けられます。

「お金の管理がうまくできない」

「なかなかお金が貯まらない」

「運用したいけど、やり方がわからない」

一方で、具体的にお金の相談に来られる方で、
入り口の部分だけ相談して帰られる方は、ほとんどいらっしゃいません。

会話を重ねていく時間の中で、多くの方がこんなことをお話しして下さいます。

ご自身でも気づかないうちに、お金が貯められなかったこれまでの背景や、ご自身なりの理由(自分だけでなく配偶者や親なども含みます)、自覚しているけどなかなか変えられない金銭感覚など、溢れ出すようにお話になる瞬間があります。

実は「話すこと」=「相手に伝えること」だけでは、ありません。

話しをすることで、ご自身の思考や感情がかなり整理されるんですよね。
思いのままお話頂くので、色々と伺ったあと、私は以下のことを行います。

  1.  会話の中からでたホンネの部分を、時系列でつなぎ合わせる
  2. 1枚の紙にまとめ、視覚化し、一緒に確認していく
  3. その中で見えてきた課題をお互いに共有する

いわゆる、現状の把握と整理ですね。
このプロセスは、実は一番大事なところです。

「お金」はきっかけ
お悩みの本質は「お金」ではない!!

お金の問題は、その方ご自身の

  • お金にまつわる経験(失敗も成功も)
  • 価値観
  • 夫婦間や親子間でのコミュニケーションの有無
  • その内容とコミュニケーション頻度など

多面的な要素が複雑に絡み合っています。

どれも、お金がたまらない・自由にならないといったお悩みですが、本質はお金だけではありません。